青学大が、ドラフト上位候補に挙がる常広羽也斗投手(4年=大分舞鶴)の好救援で延長10回タイブレークを制し、先勝した。
まさに総力戦だった。下村海翔投手(4年=九州国際大付)が先発し、8回途中で降板。2番手の松井大輔投手(4年=岐阜商)が9回、国学院打線につかまり同点に追い付かれると、2戦目の先発が予想されていた常広が9回1死からマウンドに上がった。「勝敗よりも、ストライクゾーンに投げるという気持ちでした」と持ち前の力強い直球を軸に粘る国学院大を退けた。
総力戦に、準備万全だった。「6回以降、走者が出たらいつでも投げる準備はしていた」。9回1死にマウンドに上がると「気持ちが先行して力みがあった」と話すも、10回は4点のリードをもらい「いい意味で楽に投げられました」と、1回2/3を無安打無失点に抑え今季初勝利、大学通算6勝目を挙げた。
汗いっぱいの顔に「ホッとしました」と、笑みがこぼれた。どんなときでもチームのために投げる。常広はエースの存在感を見せつけた。連覇へ。1勝ずつ勝ちを重ねていく。
▽国学院大・鳥山泰孝監督(9回に同点に追い付いた打線に)「東都は紙一重の戦い。選手たちには、やってきたことが出始めている。それを信じて明日に向かっていこうと話をした」



