2位ロッテが、混戦のクライマックスシリーズ出場権争いの中、発熱による体調不良者続出の危機的状況だ。先発予定だった佐々木朗希投手(21)に加え、沢村拓一投手(35)、岡大海外野手(32)が「特例2023」で登録抹消された。前日23日には藤岡と山口も発熱で登録抹消されている。福浦和也ヘッドコーチ兼打撃コーチ(47)も発熱により、この日からチームを離れている。

予告先発されていたロッテ佐々木朗の体調に関し、吉井監督は「直接見ていないのでどういう状況かは知らないんですけれど、トレーナーからの報告では発熱と聞いています」。左脇腹肉離れから復帰して3戦目の登板となるはずだった。代役には高卒4年目右腕の横山陸人投手(22)がプロ初先発マウンドに上がり、救援陣が短いイニングでつなぐブルペンデーとなる。

22日に発熱で抹消されていた小島和哉投手(27)は熱が下がったため、すでにチームに同行して調整を開始している。指揮官も「幸い37・5度以上にはならなかったので、予定通りいけます」と登板間隔を変更せずに起用する意向だ。

また、代替指名選手として東妻勇輔投手(27)、高野脩汰投手(25)、小川龍成内野手(25)が登録された。

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