ロッテ国吉佑樹投手(32)が発熱による「特例2023」で登録を抹消された。前日25日の荻野貴司外野手(37)と安田尚憲内野手(24)に続き、体調不良での離脱は計9人となった。

クライマックスシリーズ出場争いが激化する中、発熱者続出の危機的状況だ。22日に発熱で抹消された小島和哉投手(27)は幸い微熱ですぐに回復し、25日のソフトバンク戦で先発したが7回途中7失点で6敗目を喫した。23日には藤岡裕大内野手(30)と山口航輝外野手(23)が発熱し、離脱中だ。さらに24日には先発予定だった佐々木朗希投手(21)に加え、沢村拓一投手(35)、岡大海外野手(32)も発熱。福浦和也ヘッドコーチ兼打撃コーチ(47)もチームを離れた。

チームは6連敗中で、前日に4位に転落。試合後、吉井理人監督(58)は「いるメンバーで出来ることをしっかり。結果はこっちで責任を負うので選手たちには思いきりやってほしい。みんなで食らいついていくしかない」と話していた。苦しい状況が続いている中、日本ハム戦では代替選手としてこの日登録された池田来翔内野手(23)が「8番一塁」で先発に名を連ねた。

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