クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向け、チームに衝撃が走った。DeNAは2日、佐野恵太外野手(28)が、右有鉤(ゆうこう)骨骨折と診断されたことを発表した。

9月30日のヤクルト戦(神宮)でスイングした時に右手首の違和感で途中交代し、1日に登録を抹消。同日に横浜市内の病院で検査を受け、この日に結果が判明した。

過去の例から見れば手術を受けるケースが多く、今季中の復帰は絶望的とみられる。今季は141試合に出場し、打率2割6分4厘、13本塁打、65打点。不振で苦しんだ時期もあるが、3番打者として、4番牧、5番宮崎で強力クリーンアップを形成した。主将&主軸の佐野を欠いた状態でポストシーズンを戦うことを余儀なくされ、チームにとって大きな痛手となる。