西武がロッテ打線に2本塁打を浴び、スクイズも決められるなど7失点で4連敗となった。

先発ディートリック・エンス投手(32)がリズムを作れなかった。1回に佐藤龍の3号ソロで先制するも、その裏、1死一塁からロッテ石川慎に対して、150キロ直球で空振りを奪った直後の134キロチェンジアップをバックスクリーン右に運ばれ逆転を許した。3回にもポランコにソロを浴び失点。4回には死球で出した走者を三塁まで進められ、松川にスクイズを決められ4点目を許した。

打線は佐藤龍のソロの後は、4回1死一、三塁から西川の二ゴロでの1点のみ。4回まで3本の長打を含む4安打を放つも、5回以降はロッテ投手陣に2安打に封じられた。9回に高卒3年目の山村崇嘉内野手(21)のプロ初本塁打となるソロで1点を返すのがやっとだった。山村は7回にプロ初安打を放っており、プロ初安打と初本塁打、初打点を記録する初物ずくしとなった。

2点をリードされた5回からリリーフした青山美夏人投手(23)が、自己最長の3回を5奪三振の完全投球。好投で反撃を待ったが、8回に大曲鎌投手(25)が2本の適時打で3点を失った。

【関連記事】西武ニュース一覧