ロッテ唐川侑己投手の約4年ぶりの1軍先発は、3回5安打2失点で降板となった。2回2死一、三塁から二ゴロの間に先制点を献上すると、続く西武古賀に中前適時打を許し、この回だけで被安打4。「球の状態は決して悪くなかったので、集中打での失点がもったいなかったかなと思います」と振り返った。

上々の立ち上がりだった。1回は打たせて取って3者凡退。「中継ぎを経験して見えてきたものもありますし、やってきたことを先発でも生かせたら」と言って臨んだ。初回は中継ぎに転向してから多投するようになったカットボールを中心に攻め、3回はカーブで緩急を付けた。

成田高から地元千葉のロッテに入団して16年目。勝ちが付けばルーキーイヤーから16年連続白星となるところだったが、2点ビハインドのまま、50球で役目を終えた。

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