阪神は3日、高山俊外野手(30)、北條史也内野手(29)、板山祐太郎外野手(29)、山本泰寛内野手(29)、二保旭投手(33)、渡辺雄大投手(32)、小林慶祐投手(30)、育成選手の望月惇志投手(26)の8選手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。望月以外の7選手は現役続行を希望。18年ぶりの優勝に沸く陰で、一時代を彩った猛虎ナインが、タテジマに別れを告げる。

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板山は現役続行を希望した。15年ドラフト6位で入団。在籍した8年間を「うまくいかない記憶ばっかりですけど、1軍でちょっと活躍できた思い出も残っています。その時、自分の周りの人が喜ぶ人の顔が一番印象に残っています」と振り返った。岡田監督の期待も大きく、今季は開幕1軍入りしたが、不調で5月1日の2軍落ち後は再昇格できなかった。今後について「粘り強く最後まで頑張ろうと思います」と気持ちを切り替える。

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