ヤクルトが10日、神宮外苑で秋季練習をスタートさせた。

高津臣吾監督(54)は、来季からヘッド兼バッテリーコーチに昇格する嶋基宏バッテリーコーチ兼作戦補佐(38)について、「兄貴分的存在でパイプ役として期待している。監督だけでなく、若い選手、ベテラン、外国人、みんなに気が利く人間」と評価。同じ野村監督の教えを受けた新参謀とともに、5位からの巻き返しを期す。

嶋コーチは「まだコーチという立場をいただいてから今年で実質2年目。何が正解か分からないですけど、自分ができることを精いっぱいやるだけです。監督がやりたい野球を、しっかりチーム全体に広めていくのが僕の仕事だと思うので。しっかり僕自身も理解して、それを分かりやすくかみ砕いて選手に伝えていけたらいいかなと思います」と意気込みを示した。

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