ソフトバンクは22日、森唯斗投手(31)、嘉弥真新也投手(33)、高橋純平投手(26)、上林誠知外野手(28)、古川侑利投手(28)、佐藤直樹外野手(25)、九鬼隆平捕手(25)の7選手に対し、来季の契約を締結しない旨を通達した。森、嘉弥真、上林など1軍で実績を残した選手が戦力外。今オフに小久保新監督としてスタートするソフトバンクが、大幅な血の入れ替えを敢行した。

森はルーキーイヤーから7年連続50試合登板した鉄腕。今季は先発転向し、6試合で2勝3敗、防御率4・60だった。本人は現役続行を希望している。

嘉弥真はJX-ENEOSから11年ドラフト5位で入団。貴重な中継ぎ左腕として、17年~22年には6年連続50試合以上に登板した。今季は2年契約の2年目で23試合で1勝0敗、7ホールド、防御率5・25。

上林は仙台育英から13年ドラフト4位で入団。18年には初の全試合出場を果たし、打率2割7分、22本塁打、62打点とキャリアハイの成績で日本一に貢献した。しかしその後は不振や故障に泣き、1軍出場が減少。今季は56試合で打率1割8分5厘、0本塁打、9打点。

高橋純は県岐阜商で甲子園を沸かせた15年ドラフトの高校NO・1右腕だった。同年ドラフトはソフトバンク、中日、日本ハムの3球団競合の末、ソフトバンクに入団。1軍では通算56試合に登板し、4勝3敗、19ホールド、防御率2・63。21年5月に故障で抹消されて以降は1軍登板がなかった。

佐藤直は報徳学園-JR西日本を経て19年ドラフト1位で入団。通算114試合で打率1割2分9厘、2本塁打、4打点、俊足が売りだったが4盗塁に終わった。

古川は昨オフの現役ドラフトで日本ハムから移籍した。今季は9試合で0勝0敗、防御率4・50。

九鬼は秀岳館から16年ドラフト3位で入団。1軍では通算10試合で打率2割5分、1本塁打、2打点。

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