ヤクルト内山壮真捕手が体重アップで、来季も捕手と外野手の「二刀流」を目指す。

公称体重は71キロだが、「ずっと76キロでやってたんで、78キロ。80キロまでいければ」と目標設定。今季は本職の捕手以外に外野もこなし、94試合で打率2割2分9厘、6本塁打、27打点をマーク。高津監督は「その準備はさせておきたい」と来季も併用する考えを示しており、21歳の若武者も「両方で成績を残せるように頑張っていきたい」と話した。

秋季練習は埼玉・戸田で「リハビリ組」として過ごしたが、11月3日から愛媛・松山で行う秋季キャンプはフル参加の予定。今秋は落ちた体重がまだ戻っていないといい、「とりあえず78キロを目標にやっていきたい。毎食、いっぱい食べてます」。プロテインは「おなか崩すので」と過剰摂取せず、「米ですね」と、地道に増やしていく計画だ。

秋季キャンプは打撃重視で取り組む予定。本塁打、打点では昨季を上回ったが、打率は昨季の2割3分2厘を下回っただけに、「スイングのところです。いろいろブレとかが大きいので。しっかり取り組んでいきたいと思います」と、安定した力強いスイングを目指していく。【鈴木正章】

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