日本ハムは29日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で山田遥楓内野手(27)、立野和明投手(25)、梅林優貴捕手(25)、松岡洸希投手(23)に来季の契約を結ばないことを通達した。

山田と立野は現役続行を希望。梅林と松岡は球団から育成選手契約を打診されたもようだ。

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西武から移籍1年目の山田は今季29試合に出場し、打率2割6分8厘、0本塁打、1打点。2月に腰の手術を受けてリハビリからのスタートとなったが、シーズン後半は1軍でプレーしていた。この日、鎌ケ谷で取材に応じた山田は「(球団から)来年の構想には入っていないという話をしてもらいました。前を向いてやるしかない。言われたばかりなので、まだ考えるところあるんですけど、(現役を続ける)チャンスがあったらもちろんやりたいですけど…うん、そうっすね、チャンスがあれば」と話した。

◆山田遥楓(やまだ・はるか)1996年(平8)9月30日、佐賀県生まれ。佐賀工では甲子園出場なし。14年ドラフト5位で西武入団。4年目の18年、6月16日中日戦で1軍デビュー。同年9月19日の日本ハム戦で初本塁打。通算227試合、60安打、1本塁打、30打点、打率1割9分9厘。今季推定年俸1200万円。180センチ、84キロ。右投げ右打ち。