ソフトバンク小久保裕紀新監督(52)が30日、みやざきフェニックス・リーグの全日程を終え、同リーグの「収穫」として育成右腕・大竹風雅投手(24)の名を挙げた。

「収穫は大竹です。彼を今年のうちに実戦で見られたことが、一番の収穫。僕が見た中では一番抜けてましたね」と手放しで褒めたたえた。

大竹は21年にドラフト5位で入団。だが、22年4月に右肘の手術を受け、同年オフに支配下から育成選手となっていた。29日のフェニックス・リーグ楽天戦で2軍戦デビューを果たし、2回を無安打無失点で打者6人を完全に打ち取った。小さいテイクバックから150キロ直球に、落差のあるフォークを軸に打ち取った。大竹の投球を初めて見た小久保監督は「あんないい投手とは思わなかった。十分、戦力になりそうなものが見えました」と高く評価していた。

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