ヤクルト田口麗斗投手(28)が6日、今季取得した国内FA権について「熟考中」と明かした。田口は侍ジャパンの一員として「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(16~19日、東京ドーム)に向け、この日からスタートした宮崎秋季キャンプに参加中。注目される去就について「まあ、まだ考え中ですね。熟考中ですね(笑い)」と悩んでいることを明かした。

13年ドラフト3位で巨人に入団。21年にトレードでヤクルトに加入した。「最初に所属したジャイアンツもそうですし、ヤクルト球団もそうですし。そのチームでやることっていうのは、すごい特別なことなので。そのチームに限らず、愛着は、どちらにしろ持てるタイプだとは、僕は思ってるんですけど。まあでも、その、お世話になってる球団ですしね。そういうのも考えながら進めていけたらいいなとは思います」と続けた。

これまでに球団側とは、複数回話し合っている。「自分の評価よりも、必要とされるっていう感情の方が、必要とされる方が、やっぱうれしいので。『自分をどういう風に見えてますか?』っていう感じよりも、より必要としてもらえる。例えばですけどね。そういうチームがあるんであれば、もちろん僕は耳を傾けることは、もちろん可能性としてはあると思います」と、さまざまなケースに向けて考えを深めていく。

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