中日田島慎二投手(33)が9日、ナゴヤ球場で契約交渉を行い、現状維持の3500万円(推定)で更改した。

今季は2年連続で開幕1軍スタートも右肩違和感や、背中の張りなどで2度の戦列離脱も。32試合に登板し、1勝2敗10ホールド、防御率4・85で1年を終えた。20年4月にトミー・ジョン手術を受け、21年中盤に復帰。昨季は自己最少の21試合登板だった。

元守護神もブルペンには、勝野、清水、藤嶋、松山ら20代の若手が台頭。来季は3年契約の最終年になる。節目の通算500試合登板も残り40試合。「(若手に)負けたくない気持ちもある。ライバルが多いんで、そこを勝ち抜いて1軍で投げてないことには、数字は増えていかない。勝負の年と見られる。プレッシャーに感じながら頑張りたい」と、意気込みをのぞかせた。