阪神藤田健斗捕手(22)が14日、高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の500万円で更改した。来季5年目を迎える若手捕手は、ここまで1軍出場なし。今季はウエスタン・リーグで50試合の出場、打率は2割1分2厘だった。

23年ドラフトでは同学年の大学生らが指名され「刺激になると思います。やることは変わらないんで、やるべきことに集中してやっていけたら」。キャッチングやブロッキングは着実に成長の跡を見せており「もう少しスローイングの精度をアップしていければいいかなと思います」と見据えた。中川や栄枝ら、若手で切磋琢磨(せっさたくま)し1軍の舞台を目指す。(金額は推定)