20年ドラフト3位のヤクルト内山壮真捕手(21)が19日、新たに取り組んでいる打撃フォームのスタイルを明かした。4年目の来シーズンへ向けて、テーマは「頭を動かさないことを意識しています」。

狙いは打率アップにある。今季は94試合で打率2割2分9厘、昨季は74試合で同2割3分2厘だった。「どうしても頭が動くと、下半身もブレてしまう」。頭はどっしり固め、相手の勝負球には柔軟に対応していく。

モデルは米大リーグのスターたち。ヤンキースのジャッジ、フィリーズのハーパーら、過去に本塁打王に輝いた一流の頭部に注目している。自身の打撃フォームも動画に収め、研究する日々。「本塁打は意識していない。とにかく打率。来年は3割近く、2割7分、8分あたりを目指していきたい」。“ヘッドバンキングNG”打法で、神宮のファンたちを揺らす。

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