西武から戦力外となった張奕投手(29)が台湾プロ野球の台鋼ホークスでウインターリーグに参加すると、台湾メディアの王翊亘記者が27日、X(旧ツイッター)で伝えた。トレーニングのために同球団の施設に合流した。

張は昨オフ、西武からオリックスへFA移籍した森友哉捕手(28)の人的補償で西武に移籍。プロ7年目の今季は5月2日の日本ハム戦(ベルーナドーム)を最後に慢性的に悩まされてきた右肩痛で1軍登板5試合で防御率9・00に終わり、10月4日に戦力外通告を受けていた。15日の12球団合同トライアウトに参加し、最速148キロをマークしていた。

台湾出身の張は、福岡第一から日本経済大をへて16年育成ドラフト1位でオリックスに入団。NPB通算49試合で4勝9敗3ホールド、防御率5・32の成績を残した。