オリックス池田陵真外野手(20)が29日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、250万円増の年俸800万円でサインした。

1年目から倍増の12試合に出場。日本シリーズ初戦でスタメンに抜てきされるなど高い期待をうかがわせた。ウエスタン・リーグでは首位打者、最高出塁率の2冠と進境著しい。

「1軍では去年より試合数が多かったけど、結果を残せなかった。来年は2軍より1軍で結果を残したいと思っています」と飛躍を誓った。

秋季キャンプでは捕手にも挑戦した。U12、U15の日本代表に捕手として選ばれたが、大阪桐蔭では外野手1本。「どこでも守れる方が使い勝手もよく、出場機会も増えると思う。久しぶりで難しさはあるけど自分なりに守って、いろいろな人の話を聞きながらやれたら」と前向きだった。

捕手出身の中嶋聡監督(54)からは「体を柔らかくしておけ」と助言を受けたという。外野登録のまま来季を迎えるが「今まで(捕手を)やってこなかったのが、そういうところに響いているのかなと思う」と捕手としての勉強、体作りも並行してオフを過ごす。(金額は推定)

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