西武平良海馬投手(24)が1日、埼玉・所沢市の球団事務所で来季の契約更改交渉に臨み、8000万円増の来季年俸2億5000万円でサインした。昨季までの通算203試合を全てリリーフで投げていた平良は、昨オフの契約更改で先発転向を志願し、プロ6年目の今季に先発転向。11勝7敗、防御率2・40とチーム投手陣トップクラスの数字を挙げた。「しっかり1年間回ってくれて、貢献してくれたという話をしてもらった。しっかりやりたい仕事ができてよかった。想像以上だったので、個人的には100点かなと思う」と振り返った。

先発転向後初めてのオフということで、この秋はコンディション回復に専念しながらブルペンではスライダーの改良に取り組むなど、来季へ向けてのレベルアップを図っている。「自主トレも沖縄のあたたかいところに行って、体の動くところでやっていきたい。一番欲しいのは奪三振。三振でしっかりアウトを取って完璧な投球をしていきたい」と目標を掲げた。(金額は推定)

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