楽天島内宏明外野手(33)が1日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。20年オフに4年契約を結び、最終年となる来季は現状維持の年俸1億2000万円でサインした。

プロ12年目の今季は104試合に出場し、打率2割3分6厘。本塁打、打点はどちらもチーム5位の7本塁打、38打点をマーク。21年は打点王、昨季は最多安打のタイトルを獲得。だが今季はタイトル争いに絡めず、島内は「久しぶりに1年通して苦しいシーズンでした」と振り返った。

2軍から1軍に上がったとき、西武ドームで西武の松井稼頭央監督(48)にあいさつ。「松井稼頭央さんにあいさつに行った時に歳を聞かれた。『33歳です』と言ったら『まだまだいけるな、一花咲かせなあかんで』と言われた」。言葉に力をもらった。今オフは3年ぶりウエートトレーニングに注力。「なんとかタイトル争いをもう1回できるように」。苦しかったシーズンを乗り越えて、来季に一花咲かせる。(金額は推定)

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