ヤクルト清水昇投手(27)が12日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸の1億円から3000万円アップの1億3000万円でサインした。

プロ5年目の今季もセットアッパーとしてチームを支えた。チームトップタイの56試合に登板し、38ホールドをマークした。一方で自己ワースト8敗、防御率2・98と安定感を欠いた今季を振り返り「個人としても悔しいシーズンでしたし、思ったような数字が出なかったっていうのは、正直なところ」と話した。

来季の目標には「全て奪還」を掲げた。チームの優勝だけでなく、これまで2度獲得した最優秀中継ぎ、最多ホールドも逃すシーズンとなり、「リーグ優勝も日本一奪還もできなかった。個人のタイトルも逃したので、全て奪還できるように」と力を込めた。(金額は推定)

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