阪神石井大智投手(26)が「吐くまで筋肥大」の過酷トレをぶち上げた。

16日は鳴尾浜で自主トレを行った。年内は筋肥大に励むといい、「(ダンベルが)上がらなくなるまでやる」と決めている。野球のパフォーマンスに還元するエクササイズも織り込ませ、キャンプインを目指す。「本当は吐くまでやりたいんですけど」と笑い、「本当にここ(鳴尾浜の通路)をはいつくばって動けないくらいが理想」とほふく前進のジェスチャーで笑いを誘った。

今季は自己最多の44試合登板。プロ初勝利を挙げ、1勝1敗19ホールド、防御率1・35と飛躍した。けがや体調不良による離脱もあったため、通年稼働のボディーを目指している。ただ現状では、吐くほどの限界を迎えていないといい、「10分休んだら(自分は)普通に歩いてるから、なんか、うんざりしますね」と自分を辛口評価した。筋トレ大好き投手として、未開の境地に飛び込む。

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