オリックス宇田川優希投手(25)が大阪市内で契約交渉を行い、1700万円から3100万円増の4800万円で更改した。

今季はWBC日本代表として世界一に貢献。オリックス本体合流後は、キャリアハイの46試合に登板し、防御率1・77。20ホールド2セーブを残し4勝を挙げた。

昨季支配下登録を勝ち取りブレークを果たした宇田川は、オフの間にベスト体重を超過した。WBC公式球にも慣れなかったことが重なり2月には、中嶋監督から「今日のブルペンが最悪だったら、もう知らねえからな」と気合を入れられたこともあった。

今季前半は苦しんだが、後半は復調し日本シリーズまで駆け抜けた1年だった。「体がしんどくなったとかは感じなかった」といい、球団からは「来季もフル回転で」と託された。「そういう話も出たので。しっかり離脱しないようにシーズン中やっていきたい」。来季は、50試合目標を最低ラインに、いずれは「9回で」とも掲げた。

来季から新たに背番号14を背負う。「大きい番号から軽い番号にしていただけた。期待に応えられるよう頑張りたい」と誓った。(金額は推定)