ロッテ吉井理人監督(58)が2024年の言葉を発表。「踏み切ってジャンプ!!」と色紙に記した。

この言葉は、指揮官と関わり深い競馬にちなんでいる。競馬の障害レースで実況アナウンサーが、馬が障害物をジャンプするときに使う有名なセリフの1つ。「これが昔から大好きでした」と振り返る。「昨年の12月には中山競馬場に招待していただき、中山大障害という有名な障害レースを見させていただきました。長い距離を、さまざまな障害を乗り越えながら必死にゴールを目指している馬の姿を見て、ペナントレースも同じだなと思った」とプロ野球と重ねた。

23年はリーグ2位で終え、CSファーストステージを劇的サヨナラで制すなど、多くのファンの声援を受け大きな壁を乗り越えてきた。「ペナントレースという長丁場には、さまざまな障害が待ち受けていますが、チーム一丸、人馬一体のように心を1つにして踏み切ってジャンプ! して乗り越えて、トップでゴールをしたい。若い選手たちには大きく飛躍をする1年になって欲しいという思いも込めて、こんな言葉を書かせてもらいました」と明かした。

昨年、吉井監督の所有馬リジンは、22年のデビューから5連勝するなど大活躍した。今年はロッテもリジンも、最後まで駆け抜ける。【星夏穂】

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