遊撃の定位置を争うロッテ茶谷健太内野手(25)と友杉篤輝内野手(23)が9日、ZOZOマリンで自主トレを公開した。

今季は吉井監督が内野をシャッフルする方針で、藤岡が二塁にコンバートされ、遊撃は茶谷と友杉の併用になる見込み。昨季内野の全ポジションを守った茶谷は「(今季は遊撃と)今、知りました。シャッフルは知ってましたけど、自分がどことは知らなかった」とびっくり。「でも毎年競争なんで。打たないと出られない。(友杉に)足では絶対勝てないので、打撃で。3割。目指すところはそこですね」と打率3割を掲げた。

一方で友杉は、昨年11月に吉井監督から直接、茶谷との正遊撃手争いになる旨を伝えられた。「ポジションは9個しかない。去年もレギュラー目指してやってましたし、それは変わらず。今年が勝負の年だと思ってやってます」。全試合出場、規定打席到達を目標とし「盗塁の面で去年は9個だった。全然足りないかなと思う。レギュラーになったら20はいきたいですね」とスピードをアピールする。

ちなみに2人の“合同自主トレ”は、どちらかが誘ったわけではなく、たまたま始動が同じ4日だったから。「まだスタッフさんがいらっしゃらなかったんで、2人でティー上げたりとかしてました」(茶谷)。ライバルであると同時に、よき先輩後輩。練習後はグータッチで写真に納まった。

【関連記事】ロッテニュース一覧