広島は15日、大野練習場で合同自主トレが行われた。県外で自主トレを行っている選手をのぞく24選手が一堂に会した。初日のあいさつのため、沖縄から新選手会長の堂林翔太内野手(32)も駆けつけた(練習には参加せず沖縄へ移動)。

 

右肘手術から復帰を目指す大瀬良大地投手(32)も参加し、順調な回復ぶりを示した。合同自主トレをともにする斉藤を相手に約50メートルの距離でキャッチボール。「(回復度合いは)60%ぐらい。もうちょっと上げられる余力は残している。ここから少しずつ上げていって、トレーナーさんと体と相談しながらやっていければ」。順調に強度を上げながらも、慎重な姿勢は崩さない。

目指すは早期復帰ではなく、完全復活にある。「そうなればいいなと思ってやっている感じ。どうしても(開幕までに)と考えてしまうと、うまくプランが進まなかったときに焦ってしまう気持ちも出てくると思う。やっていく中で目指せそうだなと思えば、争いの中に入っていけるようにしたいと思いますし、時間かかるなと思えば無理せずじっくり時間を使わせてもらってやっていこうと思う」。6年連続がかかる開幕投手も意識していない。投球と結果でチームを引っ張るための準備を進めていく。【前原淳】

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