阪神野口恭佑外野手（23）が再び岡田監督を振り向かせる打撃を披露する。
昨秋キャンプのフリー打撃では柵越えを連発。指揮官から野手で一番目立った選手に挙げられ、支配下登録を勝ち取った。11月からは台湾でウインターリーグに参加。16試合出場で打率3割1分3厘、1本塁打、3打点と結果も残した。長打力が持ち味だが「周りを見てできること、内野ゴロでも1点入るとか。その1点で大きくかわるので、考え方とか勉強になりました」と意識改革に励んだという。
年末年始は日本ハム江越と長崎・島原市内で自主トレを行い、その後も母校の九産大で練習。「ケガをしない体づくりと可動域を広げて、より出力を出せるように」と打撃向上へトレーニングに励んだ。「とにかく実戦でどれだけ打てるかだと思う。今年は1軍でプレーしたい」。一気の1軍定着へ、沖縄の春季キャンプでも猛アピールを狙う。
