沖縄・宜野座で自主トレを公開した西勇輝投手(33)西純矢投手が17日、プロ野球選手として、被災者を勇気づけるプレーを心に誓った。

1995年(平7)1月17日発生の阪神・淡路大震災から29年が経ったこの日、三重出身で4歳だった西勇は「すごく揺れたのを覚えています」と当時を振り返った。現在も石川・能登半島地震で苦しむ人々がいる。「普段応援をもらっている分、こういう時に野球で恩返しできるように」。29年前は生まれていなかった西純も「見てくださった時に少しでも元気を与えられるように頑張りたい」と誓った。

◆阪神・淡路大震災 1995年(平7)1月17日午前5時46分、兵庫県淡路島北部を震源にマグニチュード(M)7・3の地震が発生。神戸市などで観測史上初の震度7を記録。死者6434人、重傷者約1万人、被害家屋は約64万棟に上った。

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