ソフトバンクは26日、城島健司球団会長付特別アドバイザー(47)が、今季から「シニアコーディネーター」を兼任すると発表した。

投手、野手、捕手など各部門で本格的なコーディネーター制を敷くにあたり、城島氏はその統括役を務める。19年オフのチーム復帰後、満を持して新生小久保ホークスに“入閣”した。福岡市内で監督・コーチ会議に出席した城島氏は「小久保監督が4軍選手のことを把握するのは難しい。コーディネーター部門に力を入れたいという球団の意向もあって。自分も必要だと思っていました」と就任理由を語った。

コーディネーターは主に現場とフロントのパイプ役として、各部門で育成方針を統一する。球団内で風通しを良くし、目指すべき方針を一貫させるなどの役割もある。「現場のコーチが指導はするけど、把握しないといけないのはフロント。意見が吸い上げるるのが役割。しっかり未来に残せるようにお手伝いできたら」。城島氏は宮崎春季キャンプにも同行。現役時代に王ホークスを支えた小久保監督とのタッグで、組織力向上を図る。【只松憲】

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