新加入の中日中島宏之内野手(41)が3日、沖縄・北谷キャンプで初めて取材に応じ、新天地での練習に「すごく真面目で文句を言わんと、練習をこなす。ほんまにそれが一番。みんなめっちゃ一生懸命するからね」と充実した様子を語った。取材に応じたのは昨年11月下旬の移籍会見以来。

キャンプ初日から3日連続でフリー打撃に臨み、38スイングで右打ち中心に調整した。昼食後は屋内練習場に移動し、スローボールを投じるマシンで打ち込んだ。

00年に伊丹北(兵庫)からドラフト5位で西武に入団し、米国挑戦を含めオリックス、巨人を経て中日でプロ24年目を迎えた。「みんなと一緒に起きてみんなでうまくなりたいと一緒に練習する。うれしいな、キャンプ行きたいな、みたいな感じでやってたら24年になっていた」と振り返った。

チームで野手最年長の41歳。通算1928安打のバットマンは年齢の壁を作らず、後輩からの質問にも丁寧に答えているという。「勝てたら一番いいから。勝ちたいな」。ベテランは、新天地でのワクワク感を隠さなかった。【伊東大介】

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