牛タン食べて海まで飛ばす。日本ハムの新外国人フランミル・レイエス外野手(28=ロイヤルズ)が、切望していた「ヤキニク」デビューしていた。4日に他の外国人選手や通訳らと沖縄・名護市内の焼き肉店を訪問。「スゴイ!」と感激した上で牛タンにハマった。これからは低脂肪高タンパク肉の積極的摂取で筋量を上げ、より飛距離が伸びる体に、進化させる。
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レイエスが牛タンにほれた。キャンプ休前日の4日、バーヘイゲン、ザバラ、マルティネスら外国人選手6人と加藤豪に通訳2人の計9人で、念願の“ヤキニクデビュー”を果たした。経験したことのない食事スタイルに「ヤキニク、ヤア、スゴ~イ!!」、と右手親指を突き上げた。
最も感動したのは「タンだね。人生で1回も食べたことがなかった。すごくおいしかったよ」。やさしい歯応えに、繊維の隙間からあふれる肉汁とレモン汁の絶妙コラボにハマった。牛タンは他部位に比べ脂質低めで高タンパク。昨年は体重を16キロ絞ってドミニカウインターリーグ打撃2冠に輝いていており「これからはチキンよりタンを食べて、体を絞って飛距離を伸ばすよ」と意気込んだ。
シーズン中は火曜を「日本食の日」として、曜日を定めヤキニクを食べるプランを掲げているが「キャンプ中は決めていない。行けるときに。時にはしっかりしたステーキと、ちょっとしたワインをいただく日もつくりたい」とヤキニク、ステーキの“肉ローテ”で、ギアを上げていく。
食だけでなく野球も少しずつ日本流になじんでいく。7日の紅白戦は2打数無安打も、最後の打席で四球を選び、新庄監督から選球眼の良さを評価された。「僕はパワーヒッターではなくパワーのあるバッター。いろんな打撃に対応できる。昨日はあまりいいコースに(ボールが)来なかったんですが、しっかりと見ることができて良かった」と、手応えを口にした。
6日の打撃練習では17年大谷翔平以来となる名護のバックスクリーン超え160メートル砂浜弾を放った。「次の試合ではもっと真ん中に(ボールが)来てほしい。ファンのみな様のシーズンへの楽しみが増えるようにしたいね」。牛タンのような歯応えたっぷりの1発を、南国沖縄の波に突き刺す。【永野高輔】



