昨年10月に右肘クリーニング手術を受けた楽天田中将大投手が、25日のオープン戦DeNA戦(宜野湾)で復帰登板する可能性が浮上した。日米通算200勝まであと3勝に迫る中、キャンプ序盤は立った捕手に力を抑えた状態で投げ込むなど慎重に調整。6度目のブルペンとなった10日に、術後初めて座った捕手に対し投球練習を行った。21日には、15年ぶりに回帰するワインドアップを試しながらカーブ、スライダー、スプリットを交えて39球。最速は138キロをマークした。

実戦復帰が近づくベテランについて、青山投手コーチは「真っすぐのスピードも上がってきて、(球質の)成分もすごくいいんですけど、それをゲームでとなると多分、力が入ると思う。そこをうまくコントロールさせたいし、無事に帰ってきてほしいというところもある」と話した。今季初登板は、1イニングを予定しているという。

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