西武の新外国人左腕、ジェフリー・ヤン投手(27)が跳びはねた。

小雨も降る中での紅白戦で白組2番手として、3回に登場。2奪三振無失点に抑え、最速は153キロをマークした。「今日は球の走りも良かったし、スピードもどんどん上がってきている」と笑顔で振り返った。

三振した時にジャンプするパフォーマンスが、米マイナーリーグ時代から話題になっていた。この日はコルデロから見逃し三振を奪い、大きく跳びはねないまでも、後ろを振り返って身体を縮めながら喜びを表現。「1人1人の打者と勝負した結果がパフォーマンスに出ると思うので、シーズンでもファンの皆さんにいっぱい見せられるようにベストを尽くしたいと思います」と誓った。

底抜けに明るい性格で、ラテン系の新助っ人4人の輪の中心にとどまらず、チームにも好影響をもたらしている。渡辺GMが「ポテンシャルはものすごく高いので、うまく日本野球に順応してくれたらとんでもなくなると思います」と夢を口にする左腕。この日は試合後、アルバート・アブレイユ投手(28)の食べたおにぎり(ツナマヨ)の丸まったラップを鼻に突っ込まれながら対応し、源田に安打されながらジャンプした場面は「三振狙いにいったらヒット打たれました」と笑っていた。【金子真仁】

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