開幕1番はオレ! 選手会長のソフトバンク周東佑京内野手(28)がキャンプ打ち上げを迎え、リードオフマンに強い意欲を示した。

「1番センターでしっかり出る。自分自身が1番で出たらすごい強いと思う」。オフに西武からFAで山川が加入。さらに近藤、柳田に栗原…。中軸の破壊力は増した。その前を打つ先頭の役割が得点力アップにもつながる。打順の明言こそしていないが、小久保監督は「周東が1番にはまればベストでしょう」と、24年オーダーの理想的プランを思い描いた。

周東は「そういう声が上がるのは本当に期待してもらっている。自分次第だと思うので、本当にやるしかない」と気持ちを引き締めた。今季の目標についても「目指す数字は10割打って、10割盗塁に成功して、100個走っててのが理想なので。それに近づけるように」と高い志を掲げた。

新選手会長としてチームの士気も高めた。この日でA組(1軍)春季キャンプの全体練習を打ち上げた。午前練習を終え、室内練習場で一丁締め。マウンドに立ってあいさつした周東は「チーム全員で優勝という山を登りましょう。そして、頂上を全員で取りにいきましょう」と4年ぶりのV奪還を期した。【佐藤究】

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