対外試合初登板となったヤクルト小川泰弘投手が、思わぬ乱調を喫した。

DeNAとの練習試合に先発。2回55球を投げ、8安打6失点(自責5)。初回に2死二塁から牧に先制の適時打を許し、続く宮崎には甘く入ったフォークを左翼スタンドへ運ばれた。「なかなか感覚が出なくて」と表情は曇っていた。「追い込んで拾われるとか、細かい落としどころとか、その辺の意識がちょっと足りなかった」と課題が見つかった。

試合後には、ブルペンで118球の投げ込み。新たに挑戦する体重移動の長い、ゆったりとした投球フォームの確認に時間を割いた。「マウンド行って、ちょっとふわっとしてたんで、体幹が使えてないっていう感覚もあった」。高津監督は「ブルペンで投げる球と、打者に投げる球が違いがあった」と課題を指摘した。4年連続8度目の開幕投手へ向け、ズレをなくしていく。

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