阪神森下翔太外野手(23)が26日、沖縄・宜野座キャンプのフリー打撃で昨季セーブ王の岩崎優投手(32)から左中間と左翼へ柵越え2本を放った。使用したバットは昨季のものとみられる。

1年目の昨季は94試合に出場し10本塁打を記録した。今季はグリップエンドの小さいずんどう型とも呼ばれる「ピート・ローズ型」のバットに切り替えた。ただ思うように打球が上がらず、ここまで新型と旧型を交互に使って練習や実戦に励んでいる。

3年目の前川右京外野手(20)はチーム最年長の西勇輝投手(33)の直球を捉えて右中間へ柵越え1本。1軍デビューした昨年は33試合に出場して本塁打はなかったが、今年ここまでで20日の韓国サムスンとの練習試合で2ランを放っている。

阪神の外野でレギュラーを確約されているのは近本だけで、ノイジー、森下、小野寺、井上、野口らで定位置を競うキャンプが続いている。

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