楽天今江敏晃監督が、投手陣に“オラオラ化”を求めた。チーム本隊は26日に帰仙。約1カ月に及ぶ沖縄キャンプを終えた。

全員に当てはまるわけではないが、早急に改善したい課題としてストライクゾーンで勝負する姿勢を挙げた。「投手の打者に向かってゾーンの中で投げていくってところは意識すればできる。それができないならプロ野球の1軍レベルではないので、そこはやってもらわないと困るところ」と語気を強めた。

沖縄での対外試合は苦戦した。9戦で1勝7敗1分けと結果が出なかっただけでなく、投手陣の総四球数が29と自滅する場面が目立った。23日のロッテ戦(糸満)では、この期間で最多の9四球。指揮官には気持ちの面で弱腰に映ったようで「もっと意識を強くして、マウンド立ったらほんとはビビってるけど、オラオラ演じていくくらいの気持ちでやってもらえたらなと思いますね」と奮起を促した。