キャンプ打ち上げ後初のオープン戦は実戦初登板となった先発森下が3回2安打無失点と好投し、野手では先制打の坂倉にソロ含む猛打賞の小園と侍組が活躍。同点の9回は2死一塁から中村健、久保の連続適時打で2点を勝ち越した。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

-森下投手は3回無失点も、自己評価は厳しかった

新井監督 そうなの? ナイスピッチングでしょう。何も問題ないと思います。ナイスピッチングです。

-術後の調整となった昨年とは違い、今季はいい調整ができている

新井監督 昨年は術後というのもあったので、自分でも慎重に(なっていた)。怖さもあったと思うんですけど、今年はキャンプのブルペンからすごくいい球を投げているので、あとは彼の開幕に向けて調整していくだけだと思っています。

-前日から合流の秋山選手が初戦から結果を残した

新井監督 さすがのパフォーマンスだったと思います。プレーが終わった後も、(患部は)全く問題ないということなので。やっぱりさすがだなと思います。

-この日の守備位置は左翼だった

新井監督 そこはいろいろと考えながらになってくると思います。

-小園選手はもう開幕してもいいぐらいの状態

新井監督 ずーっといいよね。練習もいいし、試合もいいし、ずーっといい。何も問題ないですね。

-昨季は1番の起用もあったが、オープン戦ではここまで常に中軸。状態良ければ中軸に

新井監督 そうよね。今年だけじゃなく、今後を見た上でも彼は中軸を打ってもらわないといけない選手なのでね。そう思って3番とか(中軸に)起用しています。

-同点の9回は若手が…

新井監督 いいね、(中村)健人。(久保)修。シチュエーション的にも同点の場面で、2アウトから1点欲しいというところで(中村健が)よく打ったと思いますし、その後も修がナイススイングだったと思います。そういった若い選手のアピールというのはうれしいですし、みんな確実に成長していると思います。

-9回登板の塹江投手は先頭へ3ボールとなりながら、その後は落ち着いて3者凡退

新井監督 堂々としていますね。先頭に3ボールになったけど、そこから(四球を)出さないですもんね。本人も自信があるんだと思いますよ。本当に落ち着いていると思います。今日もナイススイングでしたね。

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