開幕ローテーション入りが有力な阪神大竹耕太郎投手が、今季実戦初登板で2回3安打1失点にまとめた。

「初登板でしっかり真っすぐ投げられたので、段階としては、いい最初の1歩目になったかなと思います」。6回を無失点に抑え、7回はソロ本塁打を浴びたが最少失点に抑えた。

今年1月に左肩のガングリオン(良性のしこり)をとった影響で出遅れていたが、この日は上々の投球。岡田監督も「大竹の方が速く感じたよな。伊藤(将)より。今日は投げただけやから、次はもうちょっと長いイニングを投げると思うけど、そのへんからやな」と話した。次戦は15日からの中日3連戦(バンテリンドーム)に先発見込みで、このままなら開幕2戦目の30日巨人戦(東京ドーム)先発が有力。昨季12勝を挙げた左腕は「自分なりに今日の登板を振り返って、しっかり詰めて開幕に合わせられるようにしたい」と頼もしく話した。

【関連記事】阪神ニュース一覧はこちら―>