開幕ローテ入りが有力のオリックス東が、3回2安打無失点と快投を演じた。

中日とのオープン戦に先発。初回に自己最速にあと1キロに迫る155キロを3度計測するなど立ち上がりからエンジン全開。最後まで二塁を踏ませなかった。3回2死からのカリステへのラスト1球でも153キロを計測し、「3イニングしっかり球速落ちずに投げ切れたのが一番自信につながった」と手応えを示した。

危なげない投球をみせたが、中嶋監督は「高めの真っすぐ。抜けてる球がちょっと多かった」と指摘。昨季は先発として無傷の6連勝を挙げ「負けない男」としてブレーク。宮城、山下、田嶋とともに先発の柱の1人と位置づけていた指揮官は「(柱の1人は)撤回」と冗談交じりに宣言し「去年途中から(先発枠で)投げたばかりですし、軸というだけのものは出していないんで」と高い水準を求めた。