阪神青柳晃洋投手(30)が、敵地東京ドームで行われる巨人との開幕戦に先発することが7日、決まった。この日の夜に大阪市内で行われた球団の激励会で岡田彰布監督(66)が明言した。青柳は2年連続の開幕投手となる。取材に応じた青柳の一問一答は以下の通り。

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-突然の発表

「突然でした」

-心境は

「もともと狙っている場所ではあったので、今年もしっかりそこからスタートできるように、引き締まる気持ちでしたし、もともと投げる準備はしてるんで、去年に続き、1戦目しっかり勝てるように、残り3週間やっていきたい」

-うれしい気持ち

「うれしいはもちろんうれしいですね、狙っていたところなので。去年も結果的にふがいない結果のところで、他に活躍した選手がいる中で、開幕ゲームに選んでもらえたっていうのは、すごい僕的にはうれしいことですね」

-どんな投球を

「いつも通りやるしかないと思いますし、チームが勝つのが一番だと思うので、僕の投球というよりは、チームが勝てるような、勝つ可能性があるような、先発の役割ができたらいいなと思っています」

-相手はジャイアンツ、これから研究も

「毎年、毎年同じチームでも選手が替わったりとかいろいろあると思うので、うちのキャッチャーも分からないし、うちのスタメンもまだわからないですけどい、いろんな選手と話して、その日を迎えられたらいいですね」

-重圧は

「重圧…は分からないですね、当日になってみないと分からないですけど、でも初めてじゃないので緊張感を知っていますし、去年よりいいピッチングができたら」

-納会では監督と目は合ったか

「合ってないですね(笑い)」

-日本シリーズからの“連投”と

「ちょっと肩張っているので(笑い)。ほんとにね、大事な試合で選んでもらえたのを意気に感じて、自分の中でベストなパフォーマンスを出せるようにしていくだけだと思うので、監督も言ってましたけど、けがとかが一番計算が立たないと思うので、まずは明日の試合、けがなく無事に投げられるように頑張りたいと思います」

-明日の登板は気持ち入って

「いや、かわらないです、まだ3週間あるので」

-監督の思いはどう受け取った

「去年のふがいない成績から、それでも期待して開幕ゲームに選んでもらえるのはすごい光栄なことなので、その期待に応えられるように、僕自身ほんとにベストな状態で開幕を迎えられるように頑張っていきたい」

-狙っていたと

「僕は先発である以上、開幕はずっと目標にしていましたし、チームの顔であったりとか、シーズンの最初にマウンドに上がる投手として、目指していたところなので、自分が中継ぎにならない限り、狙うポジションなので」

-言われた時は

「びっくりはしましたけど、うれしく思ったのが一番、『よっしゃ』でも『おお』でもなく、頑張ろうと思ったのが一番です」