広島の育成ドラフト1位、杉田健投手(22=日大国際関係学部)が支配下登録へ1歩前進した。9回に登板し、2死から安打を許すも最後は145キロ直球で三振斬りで1回無失点。10日以降の1軍帯同を勝ち取った。新井監督は「明日から1軍帯同します。いいものを今日見せてくれた」と即決。2軍首脳陣から推薦され、自身の目でも見ようとオープン戦のマウンドに送った。一発回答の新人に「支配下を勝ち取ってほしい」と期待した。大学時代は右肘の疲労骨折などに苦しみ、4年春にリーグ戦にデビューした遅咲き右腕は「ここからが自分にとって勝負。1試合1試合悔いのないようにやりたい」とつかんだ好機を支配下昇格につなげていく。

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