竜倒リハでシーズンに弾みをつける。開幕投手に内定している阪神青柳晃洋投手(30)が、15日の中日戦(バンテリンドーム)に先発する。

29日の開幕巨人戦後に中6日で回れば、4月12日と同19日の中日戦のカード頭を任されることになる。敵地とホームで2週連続で対戦する“前哨戦”として、重要なマウンドになる。

打線は巨人から移籍した中田や新外国人ディカーソンら新戦力も多い。「中田さんに関してはチームが変わっただけで」と冷静。「相手バッターに合わせるより、カウントを作ったり自分の投球ができるかになってくる。同じセ・リーグでこれからも対戦があると思いますけど、自分の投球をしっかりできたら」と自身の投球に集中する。中日戦はセの対カードで防御率トップ(2・78)の好相性。これまで同様、今年も青柳打ち難しを印象づけたい。

開幕までの登板は残り2試合の予定。「(実戦で)バッターとの対戦が少ない。打者反応を見たり、使えるボールだったり、使える配球だったりいろいろ試せたらいいかな」。この日は鳴尾浜の残留組練習でキャッチボールやダッシュなどを行い名古屋入り。開幕G倒、さらにその先の竜倒へ弾みをつける。【林亮佑】

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