阪神は打線にもう一押しがなかった。10安打を放ち、6四球をもらったが3得点にとどまった。

初回、先頭近本光司外野手(29)の右前打からチャンスをつくり、2死満塁から糸原健斗内野手(31)が左前打を放って1点先制。

その後は制球に苦しむ中日高橋宏斗投手(21)から得点できなかった。9回、中日ライデル・マルティネスから3連打。前川右京外野手(20)が適時打右前打を放ち、1点差に詰め寄った。

先発した大竹耕太郎投手(28)は2回にソロアーチを浴び、3回も長短打で1点を失った。だが最後2イニングは無安打。尻上がりに調子をつかみ、今年最長の5回を2失点でまとめた。

7回、ドラフト5位の石黒佑弥投手(22=JR西日本)が地元愛知で凱旋(がいせん)登板を果たした。2四球で走者をためて適時打を浴び、1回1失点だった。

13日のロッテ戦(ZOZOマリン)でオープン戦10試合目で初勝利を挙げた阪神。前日15日の中日戦は引き分けで、成績は1勝10敗1引き分けとなった。

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