阪神前川右京外野手(20)が3年目で初の開幕スタメン奪取を目指し、オープン戦ラスト3番勝負に挑む。この日はセンバツ開催中の甲子園に隣接する室内で行われた打撃練習で鋭い当たりを連発。22日からのオリックス3連戦(京セラドーム大阪)に向け「今までと変わりなく準備するだけ」を力を込めた。

左翼はノイジーとバトルを展開中だが、森下が右足を痛めた影響で本職としていた右翼でのスタメンチャンスも広がってきた。オープン戦は出場15試合で、打率2割9分7厘と状態の良さをアピール。22日に森下が欠場となれば、“背番号1の居ぬ間に”アピールできる機会も増えそうだ。

開幕スタメンへ向けての思いは「言うまでもない」ときっぱり。「自分の中で整理して試合に入れれば」と冷静さを持ち、自慢の打棒発揮に徹する。

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