自身初の開幕投手を務める西武今井達也投手が、予定の3回を無安打無失点の好投で開幕戦への準備を整えた。最速155キロの速球は威力十分で、スライダーなど変化球のキレも抜群だった。「前回よりもストライクゾーンにどんどん真っすぐも変化球も投げられたし、良かったかなと思います」。31球で降板した後は、ブルペンで約15球の投球練習を追加し、万全の調整で1週間後の大役に備えた。

午前中には、母校の作新学院の後輩たちから刺激を受けた。ナイターでの先発だったが、センバツの神村学園戦をテレビ観戦。「惜しくも負けちゃいましたけど、夏も期待してますし、応援しています」とエールを送った。高3夏の甲子園の準々決勝で投げ勝った早川が相手となる29日の楽天戦に向け「選手全員開幕を楽しみにしていますし、全力で戦い抜いて、リーグ優勝、日本一を目指していければ」と決意を込めた。

▽西武松井監督(今井について)「本当に良かったですね。真っすぐもそうですけど、しっかりと相手の打者を見ながら、ピッチングできてたと思います」

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