巨人の開幕投手、戸郷翔征投手が0・4%のツーシームを拡大させていく。25日、ジャイアンツ球場での投手練習に参加し、29日阪神戦(東京ドーム)に向けフォームを確認。前回登板楽天戦(22日)の映像を見返して修正を図った。その試合、ツーシームを2球だけ投げ好感触をつかんだ。

「結構いい曲がり方をしていて、感覚的にすごい良かった」と140キロ台中盤でスライダーと対になる軌道に、公式戦での配球を思い描いた。

昨年3月のWBCで、パドレス・ダルビッシュ直伝の新球は、昨季2715球投げたうちの7、8球程度だった。その割合はわずか0・4%。オープン戦最後の登板で、左打者の小深田に外角へ試し反応もよかったことが収穫だった。「(大城)卓三さんと話しても良さそうだねと。(試合でも)あると思いますよ」とニヤリ。フォーク、スライダーの軸球に、アクセントを付ける球種にしていく。

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