プロ4年目で初の開幕投手を務める楽天早川隆久投手(25)が28日、西武今井との同学年対決で投げ勝つ覚悟を示した。

この日は楽天モバイルパークでキャッチボールやダッシュなど軽めの調整。29日の西武との開幕戦(楽天モバイルパーク)に向けて「いよいよ明日からシーズンが始まるので、シーズンのいい1歩を踏み出せるように自分から流れをつくっていければと思います」と言葉に力を込めた。

相手の今井はチームにとって天敵だ。昨季は0勝6敗、防御率0・87と抑え込まれた。早川にとっても木更津総合(千葉)時代の16年、夏の甲子園準々決勝で対戦し、今井擁する作新学院(栃木)に1-3で惜敗。「高校のときに投げ合いましたし、同じユニホームを着て、ジャパンで何回か試合もさせてもらっている。いろいろ知っている仲ではありますけど、明日はまた特別な一戦ということでしっかり投げ勝ちたいなと思います」と話した。

則本がクローザーに転向し、田中将が開幕2軍スタートとなるなど、25歳早川、23歳荘司、21歳内を軸とする先発陣は大幅に若返った。「自分たち若手が引っ張っていかないと新しいイーグルスっていうのが完成されていかないと思うので、シーズン通していいチームをつくれればと思います」と意気込んだ。

【関連記事】楽天ニュース一覧