阪神青柳晃洋投手(30)がプレッシャーも受け入れて開幕戦に向かう。29日の巨人戦に先発。2年連続の大役に緊張感を漂わせながらも、決意を口にした。

「去年も(開幕戦は)経験しているし、日本シリーズでもいい経験をさせてもらった。緊張とはずっと向き合ってきているので。明日も緊張すると思うけど、6時15分になったら試合が始まると決まっている。そこに向けて気持ちを整理していければ」

昨季の東京ドーム登板は1試合のみ。この日の前日練習ではマウンドで投球練習した。変化球やクイックも交えて14球。丁寧にマウンドの感触を確認した。オープン戦最終登板となった22日オリックス戦では右足親指の皮がめくれるアクシデントもあった。「今日投げた感じは問題ない。明日は万全でいけると思います」。心技体に不安はない。

岡田監督からは「今年一番、やろうという意欲があるピッチャー。そういう意味を含めて、青柳でスタートしようと思いました」と前日会見で期待を寄せられた。球団初のセ・リーグ連覇へ、青柳がスタートダッシュを決める。【波部俊之介】

【関連記事】阪神ニュース一覧はこちら―>