広島黒原拓未投手(24)が、今季2度目の先発で5回3安打1失点でマウンドを降りた。直球を中心に、カーブやカットボール、スプリット、チェンジアップと変化球を織り交ぜた。4回まで1安打投球。5回1死一塁から宇佐見に左中間二塁打を浴びて1点を失ったものの、先発としての役割を果たした。

黒原は今季初登板の3月30日DeNA戦の1回、先頭度会への3球目が顎下付近への死球となり、危険球退場で降板となった。2度ブルペン入りするなど調整してきた左腕は「しっかりやることをやって、いつも通り準備してきたので、しっかり腕を振って自分の球を投げて相手バッターに向かって行こうと思います」と意気込んでいた。この日は1回を3者凡退で滑り出し、5回まで四死球はゼロ。プロ初勝利はならなかったが、危険球降板から立ち直った姿を見せた。

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